「糖質制限って結局どうなの?」
今回のBLUESPORSTALKは糖質制限についてご紹介させていただきます。
運動している方は「糖質」というものを気にされたことが一度はあると思いますが、タイトルコールでもある糖質制限って結局どうなの?という部分をつきつめていきたいと思います。
糖質制限はダイエットの定番となってきている今ですが、そもそも糖質制限の定義が曖昧になってしまっていて糖質と炭水化物の違いがわからないというのが普通になってきてしまっているんです。
意味としては同じなのですが炭水化物は、糖質と食物繊維を含むことを指します。例えば、白米、パンや甘いもの、野菜も炭水化物に入ります。糖質は食物繊維を含まないものを意味するので簡単に言い直すと、糖質と食物繊維を含んだ大枠が炭水化物、その大枠の中にあるのが糖質(食物繊維は含まない)という事になります。
なので炭水化物ダイエットという言葉には気をつけてください。野菜も食べないの?ということになってしまうので!
ではなぜ糖質制限が効果があると言われているのか。
糖質を体内(血液)に吸収する(食べる)と血糖値が上がります。その血糖値を下げるもの、糖を取り込んでくれるものがインスリンです。食べ物を食べた時、血液の中には糖だけではなく油や脂質も入ってきてしまうのでそれがインスリンによって合成されてしまうと脂肪になってしまうんです。しかも、インスリンが分泌される時は脂肪の分解や燃焼が抑制されて痩せずらいと言われているので糖質制限をしましょうという事になっているのです。
一般的なイメージだと甘いものは食べるけどご飯は抜く、もしくは食べないという方がいると思いますが、糖は筋肉などにも運ばれます。ただ、筋肉も取り込める量は決まっているので取りすぎてしまうと、当然脂肪に変わってしまうということになるんです。
結果を言わせていただくと、糖質制限とは、結局のところ適切な量を取りましょうということです。
取り込む量が少ない人が適切な量を摂取することが糖質制限なのであれば、糖を普通に取ることは太ることじゃないと言えます。逆に運動をしている人はどうでしょう?筋肉にある糖をたくさん使うわけなので、逆に糖が不足して筋肉が落ちたり、パフォーマンスが落ちたりするので運動前後には糖を取ることが重要になってきます。
むしろ代謝を上げていくのであれば運動に合わせた糖の量を取っていかなければならないのです。
女性の方で言えば、標準体重ぐらい、BMI22〜20前後(体重(kg)÷〔身長(m)の二乗〕で出せます)の人が糖質制限をすると生理が止まったり、貧血、逆に体重が増えたりという例もあるので気をつけてください。
ということで糖質制限について書かせていただきましたがどうでしょうか?糖質制限自体が悪いわけではないですし、糖質制限のやりすぎはよくないです。
質問があれば答えられる範囲でお答えします。また面白い題を見つけて書かせていただきます!
スタッフ 出雲